Letters from Midorikko

ミュンヘン近郊での山・草花・手作りの記録

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Frankfurt am Main ハローグッバイ フランクフルト

こんにちは!ぼくミドリッコです。

 

4月、友達を訪ねてフランクフルトへ一人遊びに行ってきました。

以前その友達を訪ねにフランクフルトへ行ったときは、冬真っ只中の2月で街歩きがそれほどできず、家でボードゲームをして遊んだのが良い思い出ですが、今回はちょうど暑くなり始めた4月に訪問したので、思う存分フランクフルトを満喫してきました。

 

フランクフルトは欧州中央銀行やドイツ銀行、コメルツ銀行などのメガバンクを抱えるドイツの金融都市としてとても有名ですが、逆を言えばそれだけしかなく観光スポットがさほど無いのも事実です。でも緑も街も程よくあって、友達のいう通り「ドイツ中都市の住み心地の良さ」がありました。

 

まず街の中心だというのに憩いの場としての大きな公園がありました。

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ドイツのマンハッタン”マインハッタン”

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可愛い標識。

親子やカップルだけでなく、ここではハリネズミもボール遊びをしているようです。

 

自転車でサイクリングへ繰り出せば、すぐに田園地帯。

農場内にある有機栽培食材のみを使ったレストランでお昼ご飯。

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ちょっと自転車で足を伸ばせばすぐに牧歌的風景。

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有機栽培食材のみを使ったレストラン。

ヌートリアものんびり日向ぼっこしています。

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ヌートリアも日向ぼっこ。

そして、ドイツはフランクフルトにはこの人なしに独文学は語れない「ゲーテ」Johan Wolfgang von Goethe の生家があります。

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ゲーテが生まれた部屋。

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ゲーテ家の図書室。

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絵画展示室から図書室を望む。

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ゲーテ最期の言葉、"Mehr Licht! もっと光を!"を思い出します。

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こちらは女中のお部屋から図書室まで。

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調度品がとっても可愛らしい。

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ゲーテ妹のお部屋。

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この階段をゲーテが上り下りしていたと思うと感慨深い。

木造の美しい家づくりや可愛らしい調度品だけでなく、あれこれゲーテの姿を想像しながら見て回るのはなんだか不思議で楽しいものでした。

フランクフルトで自転車を漕いで、友達と餃子を作って、ゲーテを訪ねて、フランクフルトを好きになりかけた矢先、友達が今月フランクフルトからベルリンへ引っ越すことが決まってしましました。もう用事が無い限りフランクフルトへは行くことはないかなぁと思っていたら、また別の友達が今度は日本からフランクフルトへ引っ越すことが決まったようで、またフランクフルトへ行く口実ができました。

 

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でも、フランクフルト云々というよりは友達とお茶したり食事したりしながら、日々のドイツ生活で思うこと気づいたことを話したり、日本語で思う存分とりとめのないことを喋る時間が一番楽しかったなぁ。